世の中に色んな「出会いのない人のための解決法」があります。
でも結局は究極的な出会いの場は一つだけ。
「異性が多い環境に身を置くこと」
これに尽きます。
というか、これ以外にないんじゃないですか?
もちろん自分から積極的に異性に声を掛けられる肉食系の人なら、どこにいても自分からチャンスを作ることができますよね。
今いる生活環境に異性が誰もいなくても、街へ出れば歩いている人やカフェやバー、強者なら通勤や通学中の異性に声をかけてチャンスを作ることだって可能ですから。
でもたいていの人はなかなかそうはいかない。
誰も周りに異性がいない環境の中から、いきなり殻を破って「ハーイ!」って簡単に出会いの機会を作るなんて至難の業なんですよ。
人って、なかなか自分を変えられない生き物ですから。
しかも年を取って来ると面倒になってくるんですよね、若い頃と比べて新しい環境に自分から飛び込んでいくというのは。
だけど、異性と知り合うためにはそこは頑張らないといけないというのも分かっている・・・
そんなときに「できるだけマイルドに」異性のいる環境に入れる方法はないものか?
そんなテーマをもとに今まで自分が経験してきたことや、周りの体験を交えた具体的な解決策を取り上げていこうと思います。
*社会人を想定して書いていますが、学生さんでも応用できます。
①異性の多い職場で出会う
社会人になって一番過ごす時間が多くなるのは、当然ながら「職場」です。
朝から晩まで、または夜から朝まで過ごす仕事先での人間関係が濃くなるのは当然のことですよね。
そこで同性しかいない職場だと、異性と知り合うこともなく「出会いがない」ループに突入です。
そして気が付けば「ギャー!いつの間にか〇〇歳になってる!!」(数字はご想像にお任せします)になって後悔のお酒が増えてしまう悲しみのひと時を過ごす羽目になってしまう恐れが非常に大きくなってしまうわけです。
私も大学を卒業して一番初めについた仕事が女性が非常に多い職場だったのですが、転職したときに男中心の職場になったので、本当に出会いは全く皆無になりましたね。
趣味の場があったので、少しは「異性ナッシング」の状態から免れることはできたんですが、そうでなければ職場と家の往復で「はぁ・・」な毎日を送ってしまっていたと思います。
なので、
人は一番長く過ごしている人間関係に親しみを覚える
という心理学的な法則を考えても、社会人として一番過ごす時間が長い「職場」の環境を変えることが一番てっとり早いです。
具体的には転職ですが、どうしても生活をしていくうえで今の仕事から離れられないというのであれば「バイト」「副業」という形で、異性が多い仕事(飲食業やスーパーなどの小売り業、スポーツクラブなどの接客業)をかけもちでするというのもありだと思いますよ。
唯一の問題は、職場で出会って告白して失敗したり、付き合ったとして別れたとしたら、その後の関係が気まずくなるということですね。
毎日顔を突き合わせている仲なので、その後の対応がツラいのなんのって・・・
なので、個人的には職場で異性と付き合うのであれば「結婚まで考えている関係を作りたいのなら本業での出会い」「恋人関係を作りたいのならバイト・副業での出会い」と分けても良いのではないかと思ってますよ。
②趣味の場で出会う
自分の好きなことをしている時が一番輝いている時。
そういうときは心からリラックスできていますし、笑顔も自然にこぼれます。
自分が然な状態でいるときに出会う人間は関係が長続きするというもの。
それは異性関係でも当てはまると思うんですよ。
私も社会人時代の20代で趣味のバンド活動で恋人を作ることができました。
自分の好きなことをしている時の環境で出会えた関係なので、共通の趣味の話で盛り上がれましたし、付き合ってからも話に途切れがないことが多く、一番関係が長く続いた時期でしたね。
ただ趣味関係は自分のアイデンティティーに関わる部分なので、その環境に異性がいない場合は、そこから別の趣味に移るというのはなかなか難しいんですよね。
面白くない趣味の場で出会っても、それは自分自身ではないですからね。
そういう場合は体を動かす習い事は個人的にけっこうお勧めですよ。
ダンスや水泳、武道、山登り、スポーツクラブなどは、自分のアイデンティティーとはそこまで深くつながりませんし、体を動かす環境なので開放的な気分にもなれ、積極性が増しますよ。
参加する会によっては会員同士が親しくなれるイベントを企画しているところもあるので、そういうチャンスを活用するのもありですね(私も何度か参加しました)
今はコロナで厳しいですが、収束後にはぜひ期待したいですね!
③資格や技能の講習会で出会う
自己啓発や仕事で必要になる資格・技能関連の講習会で知り合うというのも、一つの手ですね。
私は30代にたまたま参加した資格の講習会で近くの席にいた女性と親しくなったことがあります。
最初は特別に気にならなかったのですが、グループセッションで一緒に作業しているうちに「笑顔が素敵だなあ」と思うようになってグイグイ引き込まれていってました。
その結果、講習会が終わるころに思い切って「お茶にいきませんか?」とめちゃくちゃ伝統的なスタイルでお誘いして奇跡的にもOKをもらったという経緯があります。
とはいえ結構これはハードル高めかもしれません。
目的が「資格・技能」の向上のためなので、多くの参加者は出会いの場として考えてないでしょうし、参加者に異性がいるかどうかも分からないということ。
ただ趣味と同じで、資格や技能関連は自分のアイデンティティに関わる部分なので、上手くそういうチャンスが得られれば、普通の出会いよりも、より深い部分で親しい関係性を築くことができると思いますよ。
そういう意味で非常に個人的になりますが、資格・技能系の講習会での出会いは「穴場」として意外におすすめです。
④婚活パーティーやマッチングアプリで出会う
実はこの方法が一番確実なのではないかと思っています。
というのも、どちらも「本気で恋人/結婚相手を探しているから」。
お互いに「求めている」状態ほど、確実で信頼のおける方法はないと思ってます。
職場を変えたり、紹介されたり、趣味の場や講習会で新しい出会いがあったりと、それぞれに良さはあるのですが、基本的にどれも「相手が望んでいるかどうか分からない」という変数が付きまとってくるんです。
紹介の場合は、相手もそのつもりできてるので少しは確率は上がりますが、そのときは逆に「知り合いの紹介なのであまり変な行動はできない」という無意識の「心の縛り」が加わってくる感覚があるという・・・
そこへいくと「マッチングアプリ」や「婚活・恋活パーティー」はそういう「変数」や「心の縛り」を気にしなくて良いんですよね。
なぜなら「好みや条件さえ合えば、すぐにカップルになれる覚悟ができている」から。
これは大きいです。
もともと「彼女・彼氏が欲しい」「結婚相手を探している」という強烈な欲求で集ってきている男女なので、変な気取りや誰かに気を使うということがありません。
あるのは「自分と合う異性を見つけること」のみ!
まさに肉食系的な出会いですね。
本当の肉食系は自分から積極的に声をかけていくので、こうしたサービスを利用する人はどちらかといえば「草食系肉食獣」というジャンルに入るでしょうか(あくまでニュアンスです)
実際にあまりガツガツしない草食系が多い(と言われている)今の若い人は気軽にマッチングアプリで彼氏や彼女を見つけているますし、私の周りでも何人かマッチングアプリを使って恋人や結婚相手を見つけているので、かなり成功率の高い方法だと思います。
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私自身は学生時代にハマっていた「カップリングパーティー」では恋人を見つけた経験があって、これは今の恋活・婚活パーティーの元祖だと思うので、そのカップリング成立の効果は目の当たりにしていますから。
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一方で職場や紹介、趣味、講習会系での出会いと比べて「気を付けなければいけない」ポイントはあります。
たとえばパーティーだと業者側が参加者を「釣る」目的で(登録者や参加者が多い方が利益が上がるため)、あえて見た目の良いモデル並みの男女や話の上手なサクラを潜り込ませている可能性もありますし、マッチングアプリでも肉体関係や詐欺を目的にする登録者が混じっているリスクはあるので注意は必要ということです。
どちらもお金を払えば誰でも参加できるサービスですからね。
なのでもし利用する場合は、そうした参加者のリスクが限りなく少ない、名前の通った運営サービスを使うと良いと思いますね。
20~30代の若い世代はペアーズ、40代以上の世代はマリッシュの評判が高いですね。
まとめ
出会いの場は人の数だけあります。
今回取り上げた以外の「出会いの場」はもちろん多くあると思います。
ただ出会いの場が少ない人の特徴で「異性と話すことが苦手」という人も多く、そうした人がなるべく自然と知り合うことができる「出会いの場」を紹介させてもらったつもりです。
私の経験も併せていますので、良ければ今後の参考にしてもらえると嬉しいですね!